思想および世相に関する諸々のコメント


by msaicc
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思想遍歴 (その1)

1972年(昭和47年)11月、4年間の留学生活を終えた後帰国しました。

帰国後、私はコンピュータのオペレータとして業界デビューを果たしました。当時、コンピュータ技術者はある意味でエリートの仕事でありました。もちろん、私はこのコンピュータの分野ではハードウエアの部門でもソフトウエアの部門でも全くの素人でした。しかし、昭和47年から昭和50年までの3年間でごく普通のコンピュータ・プログラマとして会社員生活を送っていました。

この期間における読書といへば、1): ”聖書”、2): ”コンピュータ関連の教科書&参考書”
この二つのジャンルの読み物だけでした。

せっかく小学生、中学生、高校生、大学生といった期間にそれなりの思想書に触れていながら、実際に社会人になってしまうとこのように非常に貧しい読書生活しか展開できないのが現実なのでしょうか? とにかく、昭和47年から昭和56年までのやく10年間は聖書以外の書物を殆ど読んだことがないといっていいほどの暗黒時代であったことは間違いありません。

繰り返しますが、小学校、中学校、高校のそれぞれの時期に基本的に受験勉強中心にガリベンしてきたわたしは、無事米国の大学を卒業して帰国することができました。そして、その期間に学んだことは”神”は存在する…というこの考え方でした。

小学生5年生のとき既にパスカルの『パンセ』に出会っていた私は、実際に”聖書”に出会ったときのあの異質なものとの遭遇といったような心理学的、教義学的、論理学的な諸々の反動を経験することはありませんでした。ある意味で(フロイト流に言へば)、予め無意識のレベルにおいてキリスト教的なものへのチャネルづけができていたのかもしれません。

 |---------▽--------->
      小学生5年    
      パスカル(パンセ) <------- 中学生時代 ------->
                    フロイト、フロム、フランクル、…
                      <--------大学時代------>
                        聖書、一般教養、数学
                        ☆キリスト教との出会い
一般教養: 文学、歴史、心理学、その他
                                          
専攻学問: 位相数学、微分幾何学、その他

図の意味: 小学生時代、中学生時代、大学生時代の3つの時代を通して実際に自分が到達した一次的な結論は”キリスト教的なものの見方、考え方、…”というものが基本となっているということを示しています。
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by msaicc | 2005-08-27 23:38 | 思想